ハッチャンの「大正区で沖縄三昧」

■ 縁側 


先日、久し振りにセミナーへ行ってきました。

会場は、10/16に行なったNPO法人家づくり援護会のセミナー
「失敗しない家づくりのポイント」でもお世話になった
天六にある大阪市立住まいの情報センター。


講師は、京都工芸繊維大学の矢ケ崎先生です。
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熱心に受講する方が大勢いました。
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日本独特の縁側。

内部でもなく、外部でもない。

内と外を繋ぐクッション的な空間でもあり、

奥深い庇が付き、庭を眺められる居心地の良い場所でもある。

昔は、一番下の土間から落ち縁~広縁~正殿と格式を付けていた。

板敷きの広縁、竹敷きの落ち縁もあった。

縁同士にも段差があり、上下関係を示していたらしい。

この縁をなくし、茶室に土間から直接上がるにじり口をつけたのが、

あの侘びさびのお茶の千利休。
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しかしのちに、小堀遠州が縁を復活させ、

さらに古田織部が茶室へのアプローチを変化させる。
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最近では、何でもかんでも段差をなくし、室内においても、
バリアフリーと呼び、和室も段差が無い。

和室は少し格式の高い部屋と思うのは、古い考えなのだろうか?

たった敷居・畳一枚分の段差を無くしたところで
本当に生活がしやすいのだろうか?

と考えさせられるセミナーでもあった。
by hacchannt | 2010-12-20 10:18 | ★日々の出来事 | Comments(0)