ハッチャンの「大正区で沖縄三昧」

◆奈良教室5周年記念公演~本番編~ 



下手(しもて)の舞台袖にある司会者のデスクです。

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客席から見えないところでアナウンスをするので、これを影アナという。






下手(しもて)、上手(かみて)も満足に分らなかったワタクシも

いろいろ、専門用語も覚えました。





開演10分前。





5分前。


開演5分前の前ベルが鳴る。






緞帳の内側の舞台のひな壇には全員が座り、準備万端と当然思っていた。







そして、1分前・・・・・。







太鼓を打つ人が居ない。






えぇ~~~。






太鼓が居ないと「ドン、ドン、ドン、ドン~・・・・・」と


最初の出だしが出来ないので始まらない。





「おいおいおい。」





トイレでも行ったのか?







さらに、師匠から「踊り手が居ないやないか!」





ええええ~~~~~。





なんで~~~~、どないなってんねん!!







踊りは、板付け(幕開けの時にすでに舞台にスタンバイしていること)やのに・・・・・。






スタッフを急遽走らせる。






ご本人たち、着物を直してたとか、なんやらで、のほほ~んとやって来た。







ガクッ!







いきなり心臓に悪い。








そしてオープニングの司会者の影アナ。







司会者のアナウンスが終わったので演奏スタートの合図を太鼓に出すが、


怪訝そうな顔。







師匠が、「司会者、司会者!」と袖に隠れた司会者の方を指さす。







司会者にアナウンスを促しているようだ。






それを司会者に伝えるとアナウンスは終わったという。






??????





このやり取りが2回ほどあり、らちが明かない。



これ以上、待って居られない。








ええい、幕開けだ~~~。







本ベルを鳴らさず緞帳が上がってしまった。







結局、本ベルの後にするアナウンスを飛ばしてしまったのだ。





オープニングが終わり、司会者が残っていたアナウンスを行うことになった。



この間、舞台裏で司会者と必死の対策。







幕上げと幕下げのタイミングは非常に難しい。

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第1部は、きっちりと見事予定通りの時間で納まった。

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時間になぜ?シビアになるかというと、フィナーレの緞帳を午後6時までに降ろさないと、

全ての借りている備品の料金が二日分の料金となり大変なことになってしまう。





これまでにタイムスケジュールを何度も綿密に組み直し、

計画をしたが、本番では何が起こるか分らない。





スケジュールで行くと、5分前の5時55分に終演予定だ。





そして、第2部の幕開け。






一番大変なのがゲストの先生方の演奏時間の調整管理だ。






後半は、そのゲスト陣が多く出演する。






中でも照屋政雄先生は、自他共に認めるおしゃべり屋さん。






喋り出すと、歯止めが効かない危険人物だ。(笑)






お弟子さんの女性との演奏とトークで始まった。





予定持ち時間は20分。





ゲスト方の演奏曲は何も聞かされていないので余計に心配だ。






ところが、途中舞台から、袖のワタクシに「あと何曲歌える?」と聞いてきた。





よし、このタイミングしかない!!





「あと1曲です。」と、指を1本、大きく差し出した。





実際には、余裕であと2曲歌える時間はあった。





その結果、予定より、5分早く終えて頂くことになった。





「よっしゃ、ここで5分稼いだ!」






これは、大きい。





続いて、徳原清文先生の素晴らしい演奏と楽しいMCも無事終わり、

琉球國祭り太鼓の躍動感あふれるエイサーが舞台いっぱいに繰り広げられる。

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そして、最後のカチャーシーへと。





へと、





へと、・・・・・・・。






あれっ?







ふむむむむ?????






音が出ない。







CDの音源で「唐船どーい」を流す予定が、音が出ない、かからない。






フィナーレの「てぃんさぐの花」が流れてきた。







慌てて、音声さんにフェードアウトしてもらう。





音源がCDに入っていなかったのです。







祭り太鼓のメンバーに時間を繋ぐように袖から伝えるが、

急なことなので上手く対応できない。






頭が真っ白に・・・・・・・あ~あ、終わってしもたな。








がその時、舞台袖に座っていた徳原清文先生に気付いた。






「カチャシー何か弾いてもらえますか?」





と藁にもすがる思いで、言ってみた。





すると、






「三線持って来い!」







すぐにスタッフに取りに行かせ、

三線が来る間に、音響さんと一緒にマイクを2セット用意した。






舞台袖で仲宗根創さんと徳原清文先生よる豪華な地謡でカチャーシーとあいなった。


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これほど時間の流れが長く感じられたことは今までにない。







生徒全員で、お客さんも上がり、カチャーシーで踊る。







そして、なんとか、無事終了。







はぁ~、首が繋がった。





ありがとうございました。







フィナーレの全員での舞台挨拶も終わり、緞帳が降ろされた。







その途端、涙ぐむ師匠。






呆然と立ちすくむワタクシ。





朝の9時から晩の6時まで立ちっぱなしで、

ハプニングというより、トラブルに注ぐトラブルで、身も心も、も~クタクタ。





幕が下りたのは6時10分前だった。







ふぅ~。







打ち上げで暴れるかも?
by hacchannt | 2014-11-07 07:21 | ★登川流 宮里政則  民謡研究所 | Comments(0)