◆二劫(にこう)~立ち呑み~
二本目の筋を右に入ったところ。
ひっそりとした佇まいの店です『ニ劫』さん。
マニアックな立飲み好きの方に人気があるようです。
店内は、撮影禁止なので写真はここまで。
入口を開け入ると、左手に長いカウンターと厨房があり、
奥に小さな立ちテーブルが2~3席。
カウンターの一番奥が空いていたので入れてもらう。
店内は、満員状態。
立飲み屋でありながらBGMは、女性のジャズボーカルが流れている。
ワタクシの好み、いいじゃん♪♪
カウンター内の棚には、CDがずらりと並べられている。
そしてその中では、寡黙なマスターが淡々と料理を作っている。
まずは、瓶ビールを頼む。
アサヒの黒ラベル大瓶で、400円。
摘みにモツ煮込み200円を注文。
殆ど入っているのはフクだった。
皿の横にはチリソースが添えられていた。
鶏のカレー煮、200円。
グリーンカレーの缶詰をベースに上手く仕上げられている。
豚の角煮、200円。
小さな一切れだが、良く煮込まれて柔らかく味も染み込んでいた。
おでんは、大根、里芋、こんにゃくをお願いした。
おでん1個100円ですが、3個頼むと200円でお得なのです。
日本酒も頂く。
銘柄は2種類で、なにやったか?忘れてしまった。
マスターは、60過ぎぐらいの感じで、
必要以外のことは、全くと言っていいほど喋らない。
こちらもマスターの手の空き様を見計らって、
タイミングをみて、オーダーをする。
そんな中、ひとりのお客さんの携帯が鳴った。
そして、その電話にでて店内で話し始めた。
その途端、
電話をしている人の正面に立ち、
「電話は禁止です。」と
ピシャリとマスターが言い放った。
「おぉ~、気持ちいい~!」
「ええぞ、ええぞ~♪ マスター」と心の中で拍手を送った。
壁に携帯電話禁止と大きな文字で書かれていたのだ。
最近、本当に携帯電話のマナーが悪い者が目に付く。
バスに乗っていても、掛かってきた電話は、
切るか、後から掛けなおしますと直ぐに切るのが当然だが、
バスの中から、わざわざ自分から発信して電話を掛けるバカ者がいる。
それも年配の人間に。
最近の若い奴は・・・・・という人も多いが、
マナーが悪いのは、決して若者だけではない。
一本筋の通ったマスターが営むせんべろが出来る由緒正しい立飲み屋です。
ご馳走様でした。
☆ニ劫 大阪市浪速区難波中3-15-11 16:00~22:00 定休日:日・祝日