◆90m級ジャンプってかっ? ~顔が飛んだ日・粉砕事件~
WBC、昨日は、キューバ戦。
勝ちはしたものの何かスッキリしない大味な中身でした。
大量得点に守られ、なんとか逃げ切りました。
まっ、初戦ですし、取り敢えず勝てば善しとしましょう。
本日は、オーストラリア戦。
きちっとピッチャーが締めて2勝目を挙げて欲しいものです。
さて、さて。
先日は、久々にブログを休んでしまいました。
顔中冷えピタのその訳は、・・・・・・・実は、実は、・・・・・・。
昔、昔、あるところに・・・・・。
ちゃいまんがな!
もとい。
え~、実は、
年甲斐もなく夜に自転車で飛ばしていまして、
歩道の段差に気付かず、ハンドルを取られ、
体も見事に飛んでゆく~~。
ワタクシの愛車のブロンプトンは、車輪が小さく段差には弱いのです。
顔から見事なダイブ。
K点を超え、高梨沙羅選手のような美しい着地ができず、
顔面からアスファルトに直撃。
その衝撃たるや、初体験で一瞬意識をなくした。
普通、初体験やわな。
気がつき、
カッコ悪いので、急いで起き上がり、
何もなかったように血みどろの顔で、
自転車を押して帰った。
洗面所の鏡に自分の顔を映し出すと、
なんじゃ、この顔は!!( 松田優作っぽく)
目は腫れ、鼻や顔から血が流れ、顔面血みどろ。
あのブッチャーにも負けぬ流血ではありませんか。
痛い~~。
というか、衝撃が強過すぎて、頭がボーとしたまま。
顔の血を拭き、その日は、なんとか寝ました。
翌日は、
おでこ、鼻、更に目は腫れ上がり、青タンだらけ。
顔じゅうが痛い。
まるでボクシング選手がメッタ打ちにされ、腫れあがった目のようで動けず。
目は打ってはいませんが、まぶたが大きく青く腫れあがり、
目もあまり開けることは出来ません。
思いっきり開けてこの状態です。
正しく、TKO。
病院に行くと、
受付の女性もワタクシの顔を観て、うっと、顔つきが変わる。
「ど、どの科に行ってもらおう。」
まず、外科へ。
外科の先生、
「こりゃ、ひどいですね~。」
消毒液の付いた大きな綿棒で傷口をトントンと叩く。
イテテテテッ。
傷口が固まっていないところに皮膚が再生するシートを貼ってもらう。
一般名称は、皮膚欠損用創傷被覆材というらしい。
後から実際に分かったのだが、これがなかなかの優れもので、
傷口から出てくる余分な汁を排出し、皮膚を作って行く。
その上から簡易防水シートも貼ってもらった。
傷の処置をして、
次は、整形外科へ。
顔から突っ込んだので、首の骨に損傷がないか、
首(頚椎)のレントゲンを撮影する。
エコーも撮った。
幸い首の骨には異常がなかった。
次は、脳神経外科へ。
CT撮影を行う。
初めての経験です。
仰向けになり頭の断面撮影です。
いわゆる輪切りの撮影です。
1センチ間隔ほどで撮影されているのか、結構な画像の枚数がありました。
「頭の骨に以上はありません。」
「衝撃により水が貯まることがあるのですが、
それも見受けられませんので大丈夫です。」
「でも、鼻の骨が折れているみたいですね。」
「ここが凹んで、隙間ができているでしょう。」
やっぱり。
鼻は、したたか打った感じでしたから。
こんな時に、鼻の高いのが災いしました。(笑)
耳鼻科の先生は、今日はお休みなので明日に診てもらうことに。
最後に眼科です。
まずは、視力の測定から。
目は、もともと悪く近視以外は、異常はありませんでした。
「これ、何本に見えます?」とボールペンを顔の前に差し出される。
もちろん、2本には見えませんでした。(笑)
目の動きを確かめたり、眼球に風を吹き付け、眼圧を測定する。
次に瞳孔を広げる目薬を刺し、眼底を検査。
出血等なく、問題なしでした。
瞳孔が開いているので、眩しくてしばらく外が見れない。
外科~整形外科~脳神経外科~眼科と4科を周り、4時間掛かりました。
はぁ~、疲れた~。
そして、翌日、耳鼻科へ。
脳神経外科から耳鼻科へ昨日撮ったCTの画像が送られていた。
耳鼻科の先生には、少し前にもお世話になっていました。
若くて美人の女医さんなのです。
「だいぶやりましたね~。」
「鼻の骨、粉砕してますね。」
「ええっ、粉砕?」
ここですと鼻の付け根のところの画像を指差す。
そういや、鼻桁が一部陥没しているところがあるような気がしていました。
「手術します?」
「細い鉄の棒のようなものにガーゼを巻き、鼻の奥にいれ、凹んだあたりを起こすので
めっちゃくちゃ痛いですけど、どうしますか?」
「見た目と、鼻の通りが少し悪くなりますが、別にこのままでもいいですけど。」
ふぇ~~ん。(涙)
手術しないといけないと言い切られれば諦めも付きますが、
こちらで選択しないといけないようです。
もうこれ以上痛いの嫌やしなぁ~。
考えているあいだに、先生が、
「怪我するときは一瞬ですけど、治療は、ぐ~と何秒か鼻を起こして行くので、
痛いですよ~、それも左右の2回か、左右左の3回。」
「ええ~~。」
「でも、やっておくほうがいいですよね。」と先生に同意の助けを求めるも、
「どちらでもいいですよ。」
「しばらく考えますか?」
うぅ~~ん。
もう、痛いついでや!
「やっときます。お願いします。」
「それじゃ、麻酔の用意します。」
「男って痛みに弱いんですよね~。」と先生に言うと、
「そうですね。」と軽く返される。(笑)
麻酔薬を付けたガーゼを鼻の穴に入れられ、
麻酔が効くまで、廊下で20分ほど待たされる。
その待たされる時間が恐怖を徐々に増長して行く。
先生、あんだけめっちゃ痛いって言ってたもんなぁ。
どうしょう、どうしょう。(不安&不安)
名前が呼ばれ、いよいよ診察室へ。
診察椅子に座らさせ、待つ。
まな板に乗せられた鯉や。
「少し上を向いて下さい。」
鼻に何かが挿入される。
そや、
目をつぶり、何か違うことを考えて、気を紛らわせよう。
そうや、先生の裸でも想像しておこう、
とか思っているや否や、
「あ″っが~~。」
鼻に入れられた鉄の棒が上へ持ち上げられた。
頭ごと棒の動く方向・天井へと付いていきそうになる。
体が浮いていくような。
3秒ほど持ち上げられる。
うぅぅぅぅ~。
右が終わった。
次は左です。
鉄の棒が挿入され、上へと・・・・・・。
おぉぉぉぉぉ~。
これで終わったかと思いきや、
二度目の右。
うぅぅぅぅ、おぉぉぉぉ、うぅぅぅ~~~。
終わった時には、両目に涙が溢れ、グッタリ。
薬を付けたガーゼを3個も鼻の穴の奥に詰め込まれ、
口呼吸のみで金魚のようにパクパクと。
それから、1週間。
瞼の腫れはましになり、
徐々に青タンが重力で下に降りて来ています。
こんな顔じゃ外を歩けましぇ~ん。
しばらく家に籠っておきます。(笑)
そういうことだったんですか
(ーー;)
たかがチャリンコ…
されどチャリンコ…ですね
この際、命があっただけでも儲けモンと考えましょう
人( ̄ω ̄;)
引きこもり生活は大変かと思われますが生死に関わる怪我ではなかったのは幸いと受けとりましょう
くれぐれもお大事になさってくださいね
人( ̄ω ̄;)
ご心配をお掛けしています。<(_ _)>
そうですね、不幸中の幸いですね。
スペークトルマ~ン♪懐かしいですね~。
なるほど、なるほど、見えます、見えます。(笑)
只今、引きこもりで家の掃除ばかりして、
家じゅうピカピカになっています。(笑)
悲惨なこけ方をしたのにチャリンコはピンピン。
チャリンコに罪はありませんので、
これからも大事にします。
ありがとうございます。
車輪が小さいので段差に斜め(鋭角)に入ってしまうと
どうしてもタイヤがもって行かれ滑り、操縦不能になってしまいます。
車輪の直径が小さい自転車に乗っている方はお気を付け下さい。
今のブロンプトンは、もう20年近く愛用しています。
まだまだ現役バリバリです。いい自転車ですよ♪
これからも飛ばす、いやいや、あかん、あかん。
これからは、ゆっくりと走ります。(笑)
初めて画像を見てビックリ致しました。
実は僕も昨年末、夜道を自転車で飛ばしていて、阪堺線の線路を浅い角度で横切ったところ、轍にタイヤをとられで転倒し、ぶっ飛ばされて軌道敷に強打した足の膝の肉がえぐれました。
不思議な事に、履いていたズボンは無傷なのにズボンの中が血まみれでした。
お互い自転車には十分注意しましょう。
顔だけに隠しようがないので、
外には出れませんでした。
線路を横切るときは要注意ですね。
ズボンが無傷とは、マジックのような現象ですね。
大事に至らず良かったですね。
ズボンもダメにならず良かった良かった。(笑)