◆ 川棚の杜
交流センターという名称が付いています。
建築家の隈 研吾さんの設計です。
1年ほど前の竣工です。
トラス構造で薄っぺらな壁で多面体構成され、
この付近の自然の風景に見事に溶け込み、良い意味で存在感がありません。
展示室があり、川棚の歴史資料が展示されています。無料です。
なんと、壷屋焼きの抱瓶(だちびん)もあり驚きました。
琉球とも交流があったんですね。
撮影禁止なのでパンフレットを撮影。
敷地内を通り抜けできるようなトンネルを造り、
地元の古い建物を額に入れた写真のように見せている。
トイレのサイン(ピクトグラフ)もお洒落。
平日のガランとした館内の喫茶コーナーで、独り優雅にコーヒーを飲み贅沢を味わう。
大交流室のエアコンのダクト配管もここまで来ると芸術的です。
建築家の設計の建築物は、概して建物を周りにアピールさせたがるもの。
自己主張が強すぎるものが多い中、
久々に良い建築に出会えた感じだった。