◆ 今帰仁城跡 ~ 古宇利島
久しぶりの再会で飲みすぎた翌日の朝。
食卓の上には、珍しいフルーツが置かれていた。
里芋のようにも見えるドラゴンフルーツは黒い小さな種の食感が何とも言えない。
白色と赤色のものがある。
この白色は、さっぱりとした酸味で、赤色の方は、ほんのりと甘い。
外観はよく似ている。
見分け方は、楕円形が白で、 丸いボール型が赤なのだそうだ。
方やパッションフルーツの酸っぱさは、 思い出しただけでも舌の付け根から唾液が出てくる。
分厚い殻の中に入った種の周りに絡みつくドロッとした果実を種ごと口へ入れ、実だけを食べる。
朝食を済ませ、
今帰仁城へ案内をしてもらった。
何年前になるだろう。
本土復帰の翌年だから、もう40年か。
40年ぶりに訪れる今帰仁城跡です。
今では世界遺産となっている。
蛇のように蛇行する見事な石積みの城壁です。
展示模型で全体像を見ると、その広大さが分かる。
アプローチの両サイドには寒緋桜が植えられています。
1~2月が見頃のようです。
本部の半島をぐるっと時計回りに周り、 屋我地島から古宇利島へ。
この二つの島を結ぶ美しい古宇利大橋を渡る。
2005年に開通された橋です。
古宇利島は古くから「恋の島」や「神の島」であるという伝承があり、
沖縄の「アダムとイブ」のような言い伝えが残っているとか。
それは、「こうりじま」の語源が「恋島(くいじま)」だと言われているためです。
そのため、今や全国からカップルが訪れる島らしい。
そんなところへ、おっちゃん二人で仲良く出掛けましたとさ。(笑)