◆吉本新喜劇の原点 ~ 花紀 京 & 岡 八郎 ~
やぁ~~っと、届きました。
首を長~~くして待っていたのです。
2週間で到着する予定が3週間ほど掛かりました。
30~35年程前の吉本新喜劇のDVDが届いたのです。
それも大好きな花紀京と岡八郎の新喜劇をDVD化した全5巻10話。
お客さんだけではなしに
特に共演者を笑かそうとする花紀京。
そのシーンがたまらなく面白く好きだった。
強烈なボケと個性です。
そして、何とも言えない独特の「間」が笑いを誘った。
ニット帽、ニッカ―ポッカ―に腹巻姿の演じるところの「京やん」。
吉本はギャグが多い中、「芝居の筋で笑わせる」を身上としていたという。
花紀京は、横山エンタツの次男として生まれ、
1963年に吉本新喜劇座長となり、てなもんや三度笠にも出演。
13年の闘病生活の末、
昨年8月肺炎のため78歳で亡くなった。
もうこんな喜劇人は出ないでしょうね~。
一方、花紀京と名コンビの岡八郎。
尼崎出身で、生涯尼崎を離れようとはしなかったという。
吉本新喜劇の第1期生です。
「奥目の八ちゃん」と呼ばれ、ワタクシと同じく「ハッチャン」だったので、
幼いころから親近感を持っていた。(笑)
花紀京に対しギャグの大御所。
「えげつなぁ~」
やくざ相手に、
「俺はこう見えても、学生時代ピンポンやっててんぞ!」
「それにな、空手もやっとんたんじゃ」
「空手いうても通信教育やけどな」
「このカマエ、隙があったらどこからでも掛かってこんかい!」
「くっさー」
のちの吉本新喜劇のメンバーに大きな影響を与えたことは言うまでもない。
岡八郎は、極度のあがり症だったらしく、緊張を紛らわすために酒に走り、
長年アルコール依存症となっていた。
2005年、肺炎から呼吸器不全となり尼崎市内の病院で亡くなった。
オール阪神・巨人の師匠であったことは大阪人なら誰もが知る。
また、笑いだけではなく、人情で泣かせる場面も要所要所にある。
昔の吉本の懐かしいメンバーがこのDVDに蘇る。
原哲男
浜裕二
井上竜夫
島木譲二
平参平
浅香あき恵
中山美保
末成由美
間寛平
池乃めだか
現在も吉本新喜劇は、この二人の喜劇人の流れをくみ、
脈々と引き継がれている。
大阪の文化ですなぁ~、吉本新喜劇は。
しばらくこのDVDで吉本新喜劇を懐かしく楽しむことにします。♪
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もし盗まれたら、犯人は間違いなく
「1970年代に大阪に居住経験のある、現在40代半ば以上の人間」の犯行ですが。
3代目博多淡海こと、木村進ですね。寛平と名コンビでした。
中川一美をご存じとは、めっちゃ通ですね。
おあずけさんが、なぜこの時代の芸人を知っているのか?
よっぽどお笑いに関するオマセさんだったんですね。
いろんなお笑い人を輩出した吉本新喜劇は、やはり、大阪お笑いの原点です。