◆グラシェラ・スサ―ナ ~40年ぶりのコンサート~
先日、大阪府民のための半額鑑賞会にグラシェラ・スサ―ナのコンサートの案内があったので
応募すると、見事に当選しました。ラッキー!!
グラシェラ・スサ―ナを知っている方は少ないかと思います。
アルゼンチンで音楽一家の家庭環境で育てられ、5歳からピアノやギターを習い、
タンゴ歌手として、初出場のコンテストで見事優勝。
歌手の菅原洋一にアルゼンチンのタンゴのライブハウスで歌っているところをスカウトされ
日本にやって来た。
デビューして50年になる。
日本のムード歌謡とアルゼンチンタンゴやフォルクローレを歌っていました。
ワタクシ、高校時代にはまってしまい、LPは、ほとんど持っていまして、
ひとりでコンサートにも出掛けていた。
今は無き厚生年金会館の大ホールでのコンサート。
客席を見渡せば、自分より一回り以上年上のお客さんばかり。
客席に付き、おもむろに三脚を取りだし、
キャノンの一眼レフのカメラに望遠レンズを装着し、
写真を撮っていた。
当時は、なんのお咎め(おとがめ)もなく、普通に写真が撮れた。
但し、堂々と三脚を立てているのはワタクシだけでしたが。(笑)
古き良き時代でした。
そのグラシェラ・スサ―ナのコンサートが40年ぶりにしかも半額で観れるとは
嬉しい限りです。
上六の新歌舞伎座での講演でした。
エレベーターで6階のホールまで上がる。
入口の式次第を見ると、
二部構成で休憩時間がなんと30分もある。
客席に入ってみると、
やはり、周りのお客さんは、
40年前と同じくワタクシよりひと回り以上の年配の方ばかり。(笑)
開演後の1曲目は、一世を風靡した「アドロ」。
全盛期に比べ、やはり声量が落ちているのは否めない。
語るように歌いその分をテクニックでカバーしている。
1曲面が終わるとMCの日本人女性が登場し、二人での会話で進行をする。
なんと、スサ―ナの日本語が上手くなったことに驚かされた。
昔は、ほとんど日本語が喋れず、コンサートではずっと歌い続けていたが、
今や、合間合間にMCを入れ、笑いまで取る。
昨日、アルゼンチンから36時間かけて日本にやって来たそうな。
日本の真裏ですからねアルゼンチンは大変です。
そして、一部の終わりの曲は「サバの女王」。
これも代表曲である。
そして、30分間の休憩に入った。
じっと席に座っても居れないので、
一旦、外へ出ることに。
小腹が空いたので、向かいのヤマタケヘ行きコロッケを食べることに。
並んでます。
何にしようかな~?
コロッケとスコッチエッグの小にした。
コロッケは小振りで揚げたての熱々。
多分、値段を変えずに段々と小さくなってきたのだろうな。
美味い!
続いて、スコッチエッグの小。
ミンチの中にうずらの卵が入っています。
これは、あまり注文が無いのか、残念ながら冷えていた。
再び劇場へ戻る。
二部の開幕。
バックの日本人ミュージシャンの紹介。
ピアノを弾く女性、
ギター
パーカッション
三人共に付き合いが長く30年ほどになるらしい。
息の合ったメンバーのようです。
客席全体と一緒に歌ったり、手拍子をしたり、
ワタクシの好きな「時計」も聴け、
タイムスリップしたような感じがした。
そして最後の曲は、オープニングと同じく「アドロ」。
構成も良く、アンコールも2曲歌って、
盛り上がった大人のコンサートでした。
元気でこれからも歌い続けて欲しいものです。
幕が下り、席を立つと、なにやらこちらをじっと見る人が・・・・・・。
以前、沖縄で一緒に飲んだアスベスト調査診断士の京都のメンバーでした。
こんなところで会うか~~。(笑)