◆大阪湾の津波・高潮対策を考える ~建物見学は、川口基督教会~
大阪は西区江之子島にあります「津波・高潮ステーション」に
とある会の見学会で訪問をしました。
以前にも個人で一度行ったことがあるので2度目の訪問です。
地下鉄・阿波座駅よりすぐです。
大阪府の施設で西大阪治水事務所が管理運営を行っています。
見学は無料なのです。
後ろに見えるビルは、新しくなった日生病院です。
敷地内に石碑が置かれている。
この近くにあった閘門の石碑です。
今回は、大阪府のOBさんの説明で案内して頂いた。
過去3回も南海地震、東南海地震、東海地震が同時に起こっている。
約100年周期で地震が発生しており、
東海地震は、150年以上起こっていないので
いつ起きてもおかしくない状況のようです。
この石碑は大正駅の北側(千日前通り)にあるものです。
教訓を忘れない様に、お盆の時期に
毎年石に掘った文字に墨を入れ直すとの事です。
語り継ぐことが大切です。
津波災害体感シアターは、壁3面+床まで映像が映り込み、
音響も迫力があり、津波の恐ろしさを体感できます。
床に大阪湾岸の地図が一面に印刷されている。
色によって浸水の深さが違う。
赤系色は、4~5mの浸水エリアです。
大正区は、1~3mの予想です。
そしてこの地図。
水が来ているラインは、御堂筋まで。
南に下りれば住吉大社の高灯籠あるところです。
指示棒で湿しているところが高灯籠です。
丁度昔、ここまで海だったようです。
防災グッズの展示コーナーです。
油圧ジャッキは、倒壊した建物の下敷きになった人を救助するのに役立ちます。
小さなものでも2tまで上げられるそうです。
ひとつ備えておけば、いざという時に役に立ちます。
東日本大震災発生の翌日の新聞です。
各社とも一面に生々しい状況を伝えています。
これは、昔の大阪の地図です。
上町台地が半島のように突き出ており、
その他は海に囲まれています。
大阪市内は、昔、半分以上が海だったようです。
現在、大正区も海抜0メートル地帯があります。
過去の台風や高潮被害の展示コーナーです。
防潮扉です。
大正区の川沿いを歩いているとよく見かけます。
女性の力でもレバーを回わすと開閉出来ます。
こちらは、アーチ型防潮水門。
大正区の西側の尻無川と、港区の安治川に設置されています。
詳しく丁寧な説明で楽しく見学が出来ました。
ありがとうございました♪
続きまして、
すぐ近く西区川口にある川口基督教会へ。
レンガ造りの重厚な建物です。
1881年に建築され、
1995年の阪神淡路大震災で大きな被害を受け、3年を掛け大修復工事が完成した。
向かいにもレトロな古い建物が残っています。
この教会は、有形文化財にも登録されています。
教会内部に入ると、大きな空間でパイプオルガンと長椅子が敬虔な気持ちにさせる。
レンガを長手、短手と交互に積んで行くイギリス積です。
案内してもらった方が、ざっくばらんな人で
かしこまらずに楽しく色んな話をして下さりました。
こういう建物は後世まで残して行きたいものです。
そして、見学会の後の締めは懇親会です。
阿波座の居酒屋「和温」さんです。
お疲れ様でした~、乾杯♪
ゴボウの揚げたん
大根サラダ
ビールジョッキは凍っています♪
お造り盛合せ
ちょっと貝が大きすぎるんじゃない?(笑)
芋焼酎ロックを飲む
冷酒
白身魚の揚げ物を餡かけで
つくねハンバーグは、卵黄で頂く
白ワインもいっときましょう♪
なんの魚かな?
いい出汁が出ていました。
鯛めし。
残念なことにご飯に芯がある。
ガックリ(涙)
デザートのアイスクリームを頂きお口直しで、
パチパチパチ♪
幹事さん、ご苦労様でした<(_ _)>
こうして楽しい見学会は幕を閉じるのでありました~~。